UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第8節(最終節)が29日に行われ、ベンフィカとレアル・マドリードが対戦した。
ベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョ監督と、レアル・マドリードのアルバロ・アルベロア監督によるレアル時代の“師弟対決”という部分でも注目を集めた一戦は、勝ち上がりには勝利が必須となるホームのベンフィカがカウンターから好機を作り出していく展開に。しかし、GKティボー・クルトワの好守などにゴールを阻まれると先手を奪われてしまう。
レアル・マドリードは30分、押し込んだ時間帯に右サイドでボールを持ったラウール・アセンシオがアーリークロスをゴール前へ。このボールに走り込んだファーサイドのキリアン・エンバペがヘディングシュートを決め、エンバペの今大会12得点目となるゴールでアウェイのレアル・マドリードが先制した。
しかし、対するベンフィカも36分、カウンターから右サイドを突破したヴァンゲリス・パヴリディスのクロスにファーサイドで待ち構えていたアンドレアス・シェルデルップが頭で合わせて同点に。その後も怒涛の攻撃を仕掛けて決定機を作り出していく。その好機を決めきれずにいたが、前半アディショナルタイムのCKでPKを獲得。これをパヴリディスが落ち着いて決め、ホームチームが逆転に成功した。
迎えた後半もベンフィカがペースを握ると54分、ボックス左角付近でボールを受けたシェルデルップがニアサイドを射抜いてベンフィカがリードを広げたが、一方のレアル・マドリードも58分にアルダ・ギュレルの折り返しにエンバペが右足で合わせて再び1点差に。その後は互いに次の1点を狙いに行くも3-2のままアディショナルタイムに突入する。
このままだと9位に転落して決勝トーナメントへのストレートインを逃すことになるレアル・マドリードだったが、このアディショナルタイムにアセンシオと途中出場していたロドリゴが退場に。数的に不利な状況となると、逆転でのプレーオフ進出にあと1点が必要となるベンフィカが最後のFKでGKアナトリー・トルビンを前線に上げて4点目を目指すと、そのトルビンが頭で合わせてネットを揺らし、試合は終了。ベンフィカが劇的なアディショナルタイム弾でプレーオフに滑り込み、一方のレアル・マドリードはストレートインの8位以内から転落する結果となった。
なお、レアル・マドリードが9位、ベンフィカが24位でのプレーオフ進出となったことで、そのプレーオフで再び両チームが再戦する可能性が出てきた。注目の組み合わせ抽選会は1月30日にスイスのニヨンで行われる。
【スコア】
ベンフィカ 4-2 レアル・マドリード
【得点者】
30分 0-1 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
36分 1-1 アンドレアス・シェルデルップ(ベンフィカ)
45+5分 1-1 ヴァンゲリス・パヴリディス(ベンフィカ)
54分 3-1 アンドレアス・シェルデルップ(ベンフィカ)
58分 3-2 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
90+8分 4-2 アナトリー・トルビン(ベンフィカ)