【ワシントン時事】ベセント米財務長官は28日、CNBCテレビのインタビューで、円買い・ドル売りの為替介入を行っているかとの質問に対し、「全くない」と否定した。また、「米国は常に強いドル政策を堅持している」と強調した。
先週末以降、日米当局による協調介入への警戒感から、円高・ドル安が進行している。こうした中、トランプ大統領が前日、遊説先の中西部アイオワ州で「ドルの価値は素晴らしい」と発言。ドル安容認と受け止められ、ドル売りが加速した。
ベセント氏は「強いドル政策」とは、「適切なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)」を整えることだと指摘。大型減税や規制緩和など「健全な政策を行えば、資金は米国に流入するだろう」としたほか、「貿易赤字も削減しており、時の経過とともに一層のドル高をもたらす」と見通した。