アストン・ヴィラは27日、ベシクタシュから元イングランド代表FWタミー・アブラハムが完全移籍加入することを発表した。
クラブから契約の詳細は明かされていないものの、大手イギリスメディア『BBC』によると、契約期間は2030年6月30日までの4年半だという。移籍金は1825万ポンド(約38億円)だと報じられた。
アブラハムは1997年10月2日生まれの現在28歳。チェルシーのアカデミー育ちで、2016年5月にトップチームデビューを飾ると、以降はブリストル・シティ、スウォンジー、そしてアストン・ヴィラへのレンタル移籍を経験。2017年11月にはイングランド代表デビューを飾った。アストン・ヴィラでプレーした2018-19シーズンには、昇格プレーオフも含めたチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)で40試合出場26ゴールと得点を量産し、アストン・ヴィラのプレミアリーグ復帰に大きく貢献。翌シーズンからは保有元のチェルシーへ戻ってプレーしていた。
2021年夏にはローマへ完全移籍し、加入初年度にカンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献。以降は怪我に泣かされる時期もあったが、ローマでは公式戦通算120試合出場37ゴールを記録。2024年夏にはミランへレンタル移籍し、公式戦44試合のピッチに立って10ゴールを挙げたが、レンタル移籍期間満了に伴い、今季はベシクタシュへ活躍の場を移した。ベシクタシュでも類稀な得点感覚を見せつけ、今季ここまで行われた公式戦26試合で13ゴールを叩き込んでいた。
なお、昨年夏のローマからベシクタシュへの移籍は、条件付き買い取り義務の付帯したレンタル移籍だったが、アブラハムは1度ベシクタシュへ完全移籍した後、アストン・ヴィラへ加入する。完全移籍した際の移籍金は1100万ポンド(約23億円)と報じられている。
今シーズン、アストン・ヴィラはヨーロッパリーグ(EL)と並行してのシーズンを送りながら、ここまで好調を維持。プレミアリーグ第23節終了時点で、14勝4分5敗の成績で勝ち点「46」を積み上げ、現在は3位につけている。首位を走るアーセナルとは勝ち点差「4」と、頂点も見えている状況だ。そんなチームに、かつてクラブを4年ぶりのプレミアリーグ復帰へ導いた頼れるストライカーが加わることとなった。
【動画】アブラハムのヴィラ復帰が決定!