円大幅高、一時153円台後半=東京株は急落、961円安

 週明け26日の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=153円台後半に大幅高となった。約2カ月半ぶりの高値水準。日米当局による協調介入の可能性が意識され、円買い・ドル売りが進行した。午後4時現在は154円24~24銭と前週末比4円14銭の円高・ドル安。
 先週末23日に、日米の金融当局が介入に向けた準備として為替相場の水準を照会する「レートチェック」を行ったとの見方が出て、円相場は急騰。外資系金融機関は時事通信の取材に対し、「米連邦準備制度理事会(FRB)のレートチェックを受けた」と明らかにした。市場には「日米協調介入への警戒感が広がった」(外為仲介業者)ため、26日も円高・ドル安が一段と進んだ。
 片山さつき財務相は同日、米国との協調介入の可能性について「現時点で申し上げられることはない」と述べるにとどめた。一方、財務省の三村淳財務官は「昨年9月の日米財務相共同声明に沿って、必要に応じて米国当局と緊密に連携しながら適切に対応したい」と強調した。
 東京株式市場は、為替の円高進行を嫌気した売りが優勢となった。東証プライム市場のうち8割を超える銘柄が値下がりし、日経平均株価は一時、前週末比1100円超急落する場面もあった。終値は961円62銭安の5万2885円25銭で、大幅反落した。