カゼミーロ退団決定のマンU、“若き才能”の引き留めに動く…立場一変のメイヌーに新契約提示へ

 マンチェスター・ユナイテッドが同クラブに所属するイングランド人MFコビー・メイヌーとの新契約締結に向けて動き出したようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日に報じている。

 現在20歳のメイヌーは9歳の頃からマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育ち、2023年1月にトップチームデビューを飾った。エリック・テン・ハフ監督体制下では中盤の主力として重宝され、2023-24シーズンの後半戦には定位置の座を確保。昨年11月のルベン・アモリム前監督就任当初はスタートからプレーする試合も少なくなかったが、ケガの影響もあって徐々に序列が下がり、今季に入ってから先発でピッチに立ったのはカラバオ・カップ(EFLカップ)の1試合のみ。アモリム体制下で出場したプレミアリーグの試合はすべて途中出場となっていた。

 今冬の移籍市場で新天地を求める可能性が高いと見られていたが、今月5日にアモリム前監督との契約が解除されると、状況が一変。11日に行われたFAカップ3回戦ブライトン戦で約4カ月半ぶりに公式戦のスターティングメンバーに復帰。さらに、17日に行われたプレミアリーグ第22節、マンチェスター・シティとのダービーでもフル出場し、2-0での宿敵撃破に大きく貢献した。

 マイケル・キャリック暫定監督の下で序列を戻しているメイヌーを、マンチェスター・ユナイテッドも高く評価。昨日にはブラジル代表MFカゼミーロの退団が発表されたが、クラブは“若き才能”に対して、条件を大幅に改善した新契約を準備していることが明るみに出てきた。

 既にクラブはメイヌーの代理人と接触しており、メイヌー側も新契約について話し合う構えだという。現在のメイヌーの給与は、トップチーム内でも低い部類に分類されているが、金額面も大幅に改善。現行契約は残り18カ月で、同契約には1年間のオプションも付随しているが、ナポリを筆頭に今冬に獲得に乗り出すクラブもあったことから、条件面を改善した新契約で引き留めに動くようだ。

 果たして、メイヌーは自らが育ったクラブと新契約を締結し、クラブの“バンディエラ”としてさらにキャリアを積むこととなるか。今後の動向に注目が集まる。

【ハイライト動画】マンチェスター・ダービーを制したのは“赤”

●マンUに一筋の光明? アモリム体制で冷遇の20歳、先発復帰で好スタッツ●マンUが今季終了後のカゼミーロ退団を発表…1年の契約延長オプションは発動せず世代交代へ●マンCに完勝スタート! キャリック監督はマンUを復活に導けるのか「成功の鍵は一貫性」●マウントが再び負傷? マンU指揮官も心配「何かを感じたようだ」●チェルシー、今冬に“中盤の底”獲得の可能性? ブラジル代表から遠ざかるN・フォレストのMFに注目