南北軍事合意を復活へ=米朝対話再開へ「努力」―韓国大統領

 【ソウル時事】韓国の李在明大統領は21日、ソウルの大統領府で新年記者会見を開いた。李氏は北朝鮮との偶発的な衝突を防ぐため、南北軍事合意を「復活していく」と表明。南北対話実現への努力を続けるだけでなく、米朝対話再開に向け、「ペースメーカー(伴走者)として外交的努力を尽くす」と語った。
 南北軍事合意は2018年に結ばれ、尹錫悦前政権時代の24年に停止された。李氏は「北朝鮮の呼応を引き出し、朝鮮半島の緊張緩和を実現する措置を持続的に進めていく」と述べた。
 李氏は、北朝鮮が「核保有国」としての地位認定を望んでいるとし、直ちに核放棄を求めることに疑問を呈した。その上で、まずは核物質生産を中断させるなどの現実的アプローチが必要との考えを強調した。 
〔写真説明〕21日、ソウルの大統領府で新年記者会見を開く韓国の李在明大統領(EPA時事)