スパーズ上層部、フランク監督の進退を議論か…X・アロンソ氏やグラスナー氏が後任候補に

 トッテナム・ホットスパー(スパーズ)の上層部は、トーマス・フランク監督の進退について話し合うようだ。17日、イギリス紙『インディペンデント』が報じた。

 トッテナムは17日のプレミアリーグ第22節でウェストハムに1-2で敗れ、直近14試合で8敗目を喫した。悲惨なホーム成績にサポーターの我慢も限界が近く、フランク監督に対しては「明朝には解任される」のチャントが歌われた。

 フランク監督は敗戦後「全員からの信頼を得られていると感じている。みんなが同じ目標、長期的な成功を求めている。舞台裏では多くのことをやっているが、決定的な結果が得られていない」と語り、上層部からの信頼を得られていると強調していた。

 しかし、『インディペンデント』紙に近しい関係者によると、スパーズの役員はウェストハム戦後、20日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦をフランク監督に任せるかどうかの議論を行った模様。現地時間18日にもさらなる話し合いの場を設けると見られている。

 クラブ上層部はこれまで、プレッシャーに耐え、フランク監督に時間を与える方針を固めていたという。しかし、FAカップ3回戦のアストン・ヴィラ戦での敗戦からクラブ幹部の意見が分かれ、ウェストハム戦の悲劇的な敗戦は状況をさらに悪化させた。フランク監督がビッグクラブ未経験であること、選手層が薄いこと、そして主力攻撃陣の多くが長期間離脱していることを認識し、より良い環境で仕事に取り組む機会を与えたいと考えていたが、「今や状況は取り返しのつかないものになるのではないか」と懸念の声が上がっているようだ。

 では、フランク監督を解任したとして、誰を後任に据えるのか。ちょうどレアル・マドリードを追われたシャビ・アロンソ氏がフリーとなり、魅力的な候補としてクラブ内で名前が挙がっているという。しかし、レヴァークーゼンをブンデスリーガ無敗優勝の偉業に導いた指揮官は引く手数多。44歳のスペイン人指揮官は「今後数カ月でより良い選択肢があると見ている」と『インディペンデント』紙は指摘した。

 クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督も候補の一人だ。16日に今季限りでの退任を発表したオーストリア人指揮官は、17日のサンダーランド戦で敗れた後、シーズン途中に退任する可能性があると示唆。同監督の招へいにはマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しているが、タイミング次第ではスパーズが動く可能性もありそうだ。

【ハイライト動画】トッテナム・ホットスパーvsウェストハム

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