ブルックス・ケプカがLIVゴルフからの離脱を発表 PGAツアー復帰はどうなる?

LIVゴルフで戦うブルックス・ケプカ(米国)が、来季はLIVゴルフに出場しないことが分かった。ケプカの代理人が、LIVゴルフを通じて正式に発表した。

35歳のケプカは2022年からLIVゴルフに主戦場を移した。翌年にはLIVゴルフの選手として「全米プロ」を制するなどメジャー5勝を挙げており、“メジャーハンター”として知られている。だが2025年は苦戦を強いられ、LIVゴルフのポイントランキングでは54選手中31位。四大メジャーも3戦で予選落ちに終わった。

プライベートでは、妻のジーナ夫人が今年初めに流産したことを公表している。夫妻には2歳の長男がいる。

近ごろはケプカのLIVゴルフ撤退がささやかれていたが、本人には「2026年までLIVゴルフとの契約が残っている」ことから、その動向が注目されていた。

また、ケプカがキャプテンを務めてきたLIVゴルフのチーム『スマッシュGC』は、来季からテーラー・グーチ(米国)がキャプテンに就任する。4人目のチームメンバーは現時点で未定で、2026年シーズン開幕となる2月までに決める必要がある。

代理人が発表した声明では、「ブルックス・ケプカはヤシル・アルルマヤン氏(PIF総裁)、スコット・オニール氏(LIV最高経営責任者)、LIVゴルフのリーダーシップチーム、チームメイト、そしてファンに深く感謝している」とコメント。「家族がいつもブルックスの決断の元となってきた。今は家族と過ごす時間をもっと持つべきだと感じている。今後もLIVゴルフを支援し、リーグと選手たちのさらなる成功を願っている。ゴルフへの情熱を変わらず持ち続け、今後の動向についてはのちに知らせる」とし、来季の主戦場については明言しなかった。

今後の焦点は、ケプカがPGAツアーに復帰するかどうかだ。2026年はメジャー四大会すべての出場資格を持つ一方、PGAツアーには「LIVゴルフをプレーしてから1年間は出場禁止」とする規則が存在する。

ケプカのLIVゴルフ離脱が正式に発表されたことを受け、PGAツアーは「ブルックス・ケプカは素晴らしいプロとしての実績を持つ選手。ケプカと家族のさらなる成功を願っている」と声明を発表。「PGAツアーはプロゴルファーに、最も競争が激しく、挑戦的で、賞金の高いツアーを提供していく」とコメントしたが、ケプカの復帰については言及しなかった。

ケプカが最後にLIVゴルフをプレーしたのは2025年8月。現行ルールでは、その1年後以降にPGAツアーへの出場が可能となる。(文・武川玲子=米国在住)

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