日本代表MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは、2人のキーマンを失うことになりそうだ。16日、イギリスメディア『BBC』が報じた。
オリヴァー・グラスナー監督が、今シーズン終了後の契約満了に伴う退任を明言した。複数ビッグクラブからの引き抜きが噂される51歳のオーストリア人指揮官は、「数カ月前にすでに決定は下されてた。10月の代表戦期間中にスティーヴ(パリッシュ会長)と非常に長い話し合いを行い、私は新契約を結ばないことを伝えた」と会見の場で発表した。
「当時はこの件を二人だけの秘密にしておくのが最善だと合意した。3カ月間秘密にしておくのが最善策だった。しかし今は明確にすることが重要だ。我々は非常に忙しいスケジュールを抱えていたため、この件について話したくなかった。スティーヴと私はクリスタル・パレスにとって最善を望んでいる」
また、キャプテンを務めるイングランド代表マルク・グエイは、移籍金2000万ポンド(約42億円)で今冬にマンチェスター・シティへ移籍することが決定的になった模様だ。
今年6月末に契約が満了を迎えるグエイについては、昨年夏の移籍市場終盤にリヴァプールが移籍金3500万ポンドで獲得に迫っていた。しかし、クリスタル・パレスが後釜を確保できなかったため、土壇場で移籍が破談となっていた。
その後の動向にはリヴァプールを含む複数クラブが注目。そんななか、DFラインに負傷者が続出したマンチェスター・シティが急接近し、クリスタル・パレスとのクラブ間合意に達したようだ。グエイとマンチェスター・シティは契約条件の細部を詰めており、近述中に長期契約での加入が発表される見込みだという。
2024年2月からグラスナー監督が率いるクリスタル・パレスは昨シーズン、グラスナー監督の下でクラブ史上初のメジャータイトルとなるFAカップ優勝を果たし、夏にはリヴァプールを破ってコミュニティシールドを制覇。今シーズンはクラブ史上初の欧州大会となるカンファレンスリーグを戦っている。
現在ハムストリングの負傷で離脱している鎌田は、フランクフルト時代にも師事したグラスナー監督の下で中心選手として活躍。恩師の退任は同選手の去就にも影響を与えるかもしれない。