残り160~170ヤードはグリーンに乗せたいけれど、ミスも出やすい難しい距離。使うクラブはアイアン、UT、FWと選択肢も多岐にわたるが、女子プロたちはどの番手を選び、どのように打っているのか? 今回は三ヶ島かなのUTスイングをプロコーチの奥嶋誠昭が解説する。
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三ヶ島選手はレイドオフのトップを作り、切り返しのときに左手首を手のヒラ側に折って掌屈させ、フェースをシャットにすることで右のミスを消しています。
また、ダウンでは右肩を下げながら軽いアッパーブロ ーに当てることで高弾道キャリーを実現。右肩が下がるのはNGというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、UTであれば少し右肩が下がった方が、球が上がりやすくなって、高さで止める球を打てるんです。その際にスイング軸をキープすることを意識しましょう。上体がスエーすると、スライスがしか出ません。
UTでボールを上手くつかまえられず、高さも出せていないという人には参考にしてほしいスイングですね。
■三ヶ島かな
みかしま・かな/1996年生まれ、福岡県出身。高いフェアウェイキープ率を武器に長年ツアーで活躍。今季はメルセデス・ランキング71位とシード獲得を逃したが、来季は21年「JLPGAツアー選手権リコーカップ」の優勝で得た複数年シードを行使して参戦する。ランテック所属
■解説:奥嶋誠昭
おくしま・ともあき/ 1980年生まれ、神奈川県出身。ツアープロコーチとして多くの選手を指導。スイングメカニズムやクラブの構造を熟知し、科学的なアプローチで効率的な上達をサポートする。
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