ターンオーバーのバルサ、2部首位のラシンに苦戦も後半2ゴールで国王杯ベスト8進出

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド16が15日に行われ、ラシン・サンタンデール(2部)とバルセロナが対戦した。

 12日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝でレアル・マドリーに3-2で勝利したバルセロナ。中2日という強行日程の中で行われた戦いは、GKジョアン・ガルシア、DFアレハンドロ・バルデ、DFジュール・クンデ、DFパウ・クバルシ、FWラミン・ヤマルの5名が続けて先発出場を果たした。対するラシンは現在2部で首位に立っており、熾烈な昇格争いの真っ只中。ベスト32ではビジャレアルも下しており、王者にも果敢に挑んだ。

 試合前、バルセロナをホームに迎えることもあり大きな盛り上がりを見せた結果、アクセスの問題が発生。試合開始が15分遅れるというアクシデントに見舞われた中、ピッチ入場時にはスーペルコパ・デ・エスパーニャを制したバルセロナを祝福するガード・オブ・オナーが実施された。

 試合は立ち上がりからラシンがバルセロナ相手に健闘を見せる一方で、多くのメンバーを入れ替えて臨んだバルセロナは苦しむ展開に。ラシンはカウンターからバルセロナゴールを狙っていくも得点を奪えず。守備では堅牢さを見せてバルセロナにゴールを許さず、0ー0で試合を折り返した。

 前日には、監督交代に踏み切ったレアル・マドリードが2部のアルバセテに敗れたことを目の当たりにしているバルセロナ。後半はより攻撃的に戦い、ペースを上げてラシンゴールに迫っていく。それでもゴールを奪えないでいると、59分にはフェルミン・ロペスを投入。すると66分、ダニ・オルモのサイドチェンジを受けたフェルミンがハーフウェイライン付近からロングスルーパス。これに反応したフェラン・トーレスが冷静に流し込んで、バルセロナがゴールをこじ開けることに成功した。

 なんとか先制したバルセロナは、得点前から用意していた3枚替えを直後に敢行。フェラン・トーレス、ダニ・オルモ、マーカス・ラッシュフォードを下げて、ハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキ、ペドリと主軸を投入することとなる。

 先制されたラシンだったが、その後も諦めずにプレー。何度となくバルセロナゴールに迫り、マネックス・ロサーノがネットを揺らすシーンもあったがオフサイドでゴールは取り消し。それでもアディショナルタイム4分には、スルーパスに抜け出したロサーノがボックス内に持ち込んでシュートを放ったが、GKジョアン・ガルシアがビッグセーブ。するとアディショナルタイム5分、カウンターからヤマルがネットを揺らして勝負あり。苦しみながらも勝利を収めてベスト8に進出した。

【スコア】
ラシン・サンタンデール 0ー2 バルセロナ

【得点者】
0ー1 66分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
0ー2 90+5分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)

●コモに押し込まれたミラン、守護神・メニャン躍動&ラビオが2ゴール含む3点に絡み逆転勝利で首位追走●後半戦の巻き返しへ、トッテナムが元アヤックス指揮官をコーチに任命…フランク監督「素晴らしい戦力」●今季で契約満了のリヴァプール副主将…DFロバートソンが自身の去就に言及「自分と家族が何を望んでいるのか」●田中碧所属のリーズ、アルゼンチン代表MFを獲得か…チェルシーへの期限付き移籍は半年で打ち切りへ●W杯で日本と同組のチュニジア代表、新指揮官にラムーシ氏を招へい…過去にはコートジボワールを率いて日本を撃破