シャビ・アロンソを悩ませた“司令塔”の不在…昨年夏にはスビメンディ獲得を希望していた?

 わずか7カ月でレアル・マドリードの監督を退任したシャビ・アロンソ氏だが、シーズン開幕前にある選手の獲得を望んでいたようだ。13日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 レヴァークーゼンを史上初のブンデスリーガ無敗優勝に導き、大きな期待とともにレアル・マドリードへ帰還したX・アロンソ氏だが、古巣での挑戦は7カ月で終焉。スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝で“宿敵”バルセロナに敗れてタイトル獲得に失敗すると、翌日に契約解除が発表された。電撃退任の背景にはスタッフを巡る上層部との意見の相違、主力選手たちとの関係性悪化などがあるとも報じられている。

 レアル・マドリードは昨年夏の移籍市場で、青年指揮官のもとでの再出発をサポートするべく、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、スペイン代表DFディーン・ハウセン、スペイン人DFアルバロ・カレーラス、アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノを獲得。しかし、X・アロンソ氏は着任当初、レヴァークーゼン時代のスイス代表MFグラニト・ジャカ(現:サンダーランド)のような“羅針盤”がチームに欠けていると主張していたという。

 フランス代表MFオーレリアン・チュアメニや同MFエドゥアルド・カマヴィンガ、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、イングランド代表MFジュード・ベリンガムらを擁しているレアル・マドリードだが、X・アロンソ監督が求めていたのは元ドイツ代表MFトニ・クロース氏のような、プレーメイクにおいてチームの核となり得る司令塔だったとのこと。昨年夏の市場に出ていた選手の中では、スペイン代表MFマルティン・スビメンディ(現:アーセナル)がX・アロンソ氏の“お気に入り”だったようだ。

 アーセナルは早い段階から交渉を進め、最終的にはレアル・ソシエダが設定していた契約解除金を上回る6500万ユーロ(約120億円)を支払ってスビメンディの獲得へ漕ぎ着けた。イングランドへ新天地を求めたスビメンディはミケル・アルテタ監督の戦術に即座にフィットし、新加入とは思えない安定したプレーぶりでプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズで首位を走るチームを牽引している。

 結果がすべての世界で“たられば”は禁句。しかし、仮にスビメンディがレアル・マドリードに加入していたら、X・アロンソの古巣での挑戦は違う結末を迎えていたのだろうか。

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