逆走車、とまれ…! “グサッとくる”物理対策、関東で一挙導入へ 「××逆走××」「あなたは逆走」視覚対策も強化

NEXCO東日本は2026年1月6日、管内における「逆走対策」の詳細を公表しました。

“グサっとくる”対策、関東圏内でも一挙導入

 NEXCO東日本は2026年1月6日、管内における「逆走対策」の詳細を公表しました。

 社会問題化している高速道路の逆走対策をめぐっては、2025年11月にNEXCO3社と阪神高速、本四高速の5社合計188か所について実施計画の方針が発表。今回NEXCO東日本は管内65の重点箇所について、それぞれの場所の要因と対策案を示しています。

 関東支社の対策箇所として筆頭に挙げられているのが、2024年8月、2025年4月と相次いで痛ましい逆走死傷事故の発端となった黒磯板室IC(栃木県那須塩原市)です。上り線の出口ランプと入口ランプがY字で平面交差する構造での逆走を受け、これまで信号の設置などが行われてきました。

 今後の対策としては、「××逆走××」と書かれた看板を連続的に設置する「プレッシャーウォール」、赤信号+矢印信号への信号改良などの視覚的対策のほか、路面に設置する「路面埋込型ブレード」「ウェッジハンプ」といった物理的対策も取り入れられます。

 なお、路面から連続的に突起が露出する「路面埋込型ブレード」は、海外で採用されている逆走車のタイヤを即座にパンクさせて動きを停める装置にも似ていますが、「誤車両に対して衝撃を与えることで、視覚的対策と合わせて逆走に気づかせる装置」と説明されています。この路面埋込型ブレードは関東支社管内では、同様の平面交差構造をもつ17のICに設置予定で、うち6か所が圏央道です。

 関東支社管内で最多7件の逆走事案(うち6件が故意)が確認されているのが、東関東道の千葉北ICです。ここは主に視覚的対策が強化され、ランプに接続している管理用道路にも「あなたは逆走」と書かれた「リバーシブル注意喚起板」などが設置されます。

 これらの対策は、黒磯板室ICについては2025年度中に、他の箇所も2028年度までに実施されます。

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