「東京オートサロン2026」(以下、TAS2026)において、BNR32型「日産スカイラインGT-R」を模したユニークなカスタムカーが注目を集めました。
目指したのは『シャコタン☆ブギ』的な1台
日本最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2026」(以下、TAS2026)が、千葉県の幕張メッセにて2026年1月9日(金)~11日(日)まで、3日間の日程で開催となりました。今回のイベントで注目を集めた出展車のひとつが、BNR32型「日産スカイラインGT-R」を模した、ユニークなカスタムカーです。
R32型スカイラインGT-Rは1989年~1994年にかけて生産され、今なお絶大な人気を誇るスポーツカーです。ところがTAS2026の「T.R.A KYOTO」ブースに置かれたこの車両は、顔つきや特徴的なテールランプこそGT-Rそっくりな一方で、車体の長さが極端に短い、寸詰まりにデフォルメされたような出で立ちとなっています。
それもそのはずで、ベースとなった車両はスカイラインそのものではなく、なんと軽自動車のスズキ「ツイン」。このクルマは、軽自動車のなかでも特に小さい2人乗りのモデルで、ノーマル状態の全長はわずか2735mmしかありません。この奇想天外なカスタムカーは、どのような経緯で生まれたのでしょうか。
出展者によると、「目指したのは、楠みちはる氏原作の漫画『シャコタン☆ブギ』で描かれるような、かわいらしいレプリカ車だった」とのこと。こうしたスポーツカーのミニレプリカは、すでに数多く作られていますが、今回はより高さ方向を強調したモデルにしたかったといいます。
当初は海外製のマイクロカーから作ろうと考えていたものの、ある時ツインをベースにトランク部分を新造しようと閃いたのだそう。「ツインは『ワゴンR』などの他車種との共用部品も多いため、カスタムパーツが豊富だったのも決め手でした」(出展者)
なお現在のところ、この車両のエンジンは無改造とのことですが、今後はターボとスーパーチャージャーによる「ツインチャージャー」式での出力アップも計画しているとのこと。実現すれば、ターボチャージャーを2基装着する「ツインターボ」式である、本物のR32型GT-Rにも劣らない個性を放つ1台となりそうです。