ボーンマス指揮官、セメニョの退団を認める…劇的決勝弾で別れ「我々と過ごす最後の時間になる」

 ボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督が、ガーナ代表アントワーヌ・セメニョの退団を認めた。7日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第21節が行われ、ボーンマスはホームでトッテナム・ホットスパーと対戦。試合は開始早々の5分にマティス・テルの得点でアウェイチームが先制したものの、ボーンマスが前半のうちに2点を奪って逆転に成功する。78分にはジョアン・パリーニャのオーバーヘッド弾で追いつかれた同クラブだが、90+5分にセメニョが値千金の勝ち越しゴールを記録。結局、そのまま試合は3-2で終了し、ボーンマスがリーグ戦12戦ぶりの白星を挙げた。

 後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決め、チームに貴重な勝ち点「3」をもたらしたセメニョ。マンチェスター・シティによる関心が報じられており、今冬での移籍が濃厚とされる同選手だが、試合後のインタビューに応じたイラオラ監督は「そうなりそうだ。メディカルチェックや、あらゆる正式な手続きが残っている。彼を失いたくないから言うのはつらいが、これが我々と過ごす最後の時間になるだろう」と今節後の退団が決定的であることを認めている。

 また、「彼が成し遂げたことは容易ではない」とセメニョを称賛。「多くの選手なら違う行動を取っていただろう。彼は一度も言い訳をせず、私たちが必要とするすべてを与える準備ができていた。最後の瞬間まで彼を引き留めるために全力を尽くしたし、彼が試合後に抱いた感情のままクラブ去るのは当然のことだと思う」と見解を示した。

 さらに、「交代時にサポーターから受けた拍手を見れば明らかだ。本当に彼のことを嬉しく思っている。彼がトッププレーヤーであることは分かっているが、それ以上に素晴らしい人間だ」とコメント。続けて、「クラブが補強に向けて動いているのは理解している。新しい選手の獲得を狙っているが、このレベルの選手を代替するのは簡単ではない」とセメニョの“代役確保”の難易度を強調している。

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