マンチェスター・シティは、ボーンマスに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョを獲得することで合意に達したようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
今月7日に26歳の誕生日を迎えたセメニョは、ブリストル・シティやサンダーランドなどでのプレーを経て、2023年1月にボーンマスへの完全移籍を果たした。在籍3年目の昨季は飛躍のシーズンを過ごし、公式戦42試合出場で13ゴール6アシストをマーク。今季もここまでのプレミアリーグでは19試合出場で9ゴール3アシストを記録し、力強くチームを牽引している。
そんなセメニョは2025年夏にボーンマスとの契約を2030年6月30日まで延長したが、今冬の移籍期間の最初の2週間にのみ有効な6500万ポンド(約137億円)の契約解除金が設定されていることから、マンチェスター・シティを始め、リヴァプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーら複数クラブによる争奪戦が勃発していた。
それでも、すでに本人がジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーすることを望んでいることからマンチェスター・シティへの加入を希望していると報じられており、合意は間近と見られていた。
このような状況から7日に控えるプレミアリーグ第21節のトッテナム・ホットスパー戦を前にした記者会見でボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督も「これが(セメニョの)最後の試合になるかもしれない。これは私の個人的な意見で、まだ合意も署名もされていない。市場や騒ぎは理解しているし、私の個人的な意見だけど、現時点ではまだ合意には至っていない。彼は今、私たちの選手であり、これが続くことを願っている」と残留を願いながらも、移籍に近づいていることを認めている。
そうしたなか、ロマーノ氏によると、ボーンマスとの書類交換が完了し、マンチェスター・シティがセメニョを獲得することで合意したという。移籍金は6500万ポンド(約137億円)で、セメニョは8日に行われるメディカルチェック後に長期契約を締結する予定であることが伝えられている。