神戸、FWエリキの期限付き移籍期間満了を発表「人生の目的を見つけることができた」

 ヴィッセル神戸は7日、FC町田ゼルビアより期限付き移籍加入していたブラジル人FWエリキが、2025シーズンをもって期限付き移籍期間が満了となることを発表した。

 現在31歳のエリキは、ゴイアスやパルメイラス、アトレチコ・ミネイロ、ボタフォゴと母国クラブを渡り歩き、2019年8月に横浜F・マリノスへと期限付き移籍で加入した。シーズン後半戦の加入ながら即座に主力として活躍し、明治安田生命J1リーグ12試合の出場で8ゴールを記録。横浜FMにとって15シーズンぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。

 その後、期限付き移籍期間の満了に伴い、2020シーズン限りで横浜FMを離れると、中国の長春亜泰に移籍後、2023年に町田に完全移籍で加入した。2023シーズンは明治安田生命J2リーグで30試合に出場し、18ゴール6アシストを記録したが、左ひざ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷、内側側副じん帯損傷と診断され、全治約8カ月の長期離脱。それでも、クラブ史上初となる昇格に貢献し、得点ランキングでは2位となり、2023シーズンのJ2最優秀選手賞(MVP)とベストイレブンに選出された。

 その後、2025年3月に神戸に期限付き移籍で加入。2025明治安田J1リーグでは29試合出場8得点、2025JリーグYBCルヴァンカップでは2試合出場、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で4試合出場2得点、AFCチャンピオンズリーグエリートでは4試合出場1得点を記録した。

 期限付き移籍期間が満了となったエリキは神戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「クラブが困難な状況にあった2025シーズンに、神戸へ来る機会を与えてくださった三木谷会長に心から感謝しています。すべてが完璧に進み、最初から『自分はここでプレーするために生まれてきた』と感じていました。私は全力と献身をもっていただいたチャンスを掴みました」

「素晴らしい選手たち、コーチングスタッフ、そして関わってくださったすべての方々の支えのおかげで、私は選手としての自信と、この場所で受け入れられているという実感、そして人生の目的を見つけることができました。私たちは共に戦い、最高のチームになることができたと思います」

「このクラブ、そしていつもスタジアムで私の名前を叫んでくれたファン、サポーターの皆さんを愛しています。私はいつもスタンドを見渡し、神戸とそのサポーターに輝かしい未来が待っている姿を思い描いていました」

「家族もこの街で幸せに過ごし、共に作った思い出は、感謝の涙とともに心に刻まれています。このユニフォームを誇りを持って着ることができたことは、私にとって大きな名誉でした」

「心からの愛と敬意、そして感謝の気持ちとともに、ヴィッセル神戸をこれからもずっと心に抱き続けます。また近いうちにお会いしましょう。ありがとう、ヴィッセル神戸」

 そして、復帰することとなった町田のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントを発表している。

「町田に帰ってこられて嬉しく思います。今日新たなシーズンのスタートで、町田は去年天皇杯を優勝できて、これからは自分もチームのプラスとなり、また一緒に大きくなってより多くのタイトルを掴みにいきたいと思います。よろしくお願いします!」

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