ラ・リーガ第18節が4日に行われ、レアル・ソシエダとアトレティコ・マドリードが対戦した。
ここまで17試合を消化したリーグ戦で4勝5分8敗を記録し、勝ち点「17」の16位につけるレアル・ソシエダ。先月14日にセルヒオ・フランシスコ前監督の解任を発表した同クラブは、暫定体制で臨んだ公式戦2試合を無敗で乗り越え、今節がペッレグリーノ・マタラッツォ新監督の初陣となる。対するは、公式戦4連勝中の4位アトレティコ・マドリード。レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、強豪を迎え撃つ一戦に右ウイングで先発した。
試合は立ち上がりこそアトレティコ・マドリードが支配したものの、徐々にレアル・ソシエダが主導権を握る。16分には自陣左サイドでセルヒオ・ゴメスがインターセプトし、前線のゴンサロ・ゲデスにパスを配球。ワンタッチで左脇のミケル・オヤルサバルに繋ぐと、ボックス手前に折り返しを出す。だが、ブライス・メンデスのシュートはGKヤン・オブラクに防がれた。
久保も39分にチャンスを作り出す。レアル・ソシエダのスローインからプレーが再開され、敵陣右サイド深くでポゼッション。テンポ良くパスを繋ぎ、ボールを受けた久保がドリブルを開始する。細かいタッチで2枚を剥がし、ペナルティエリア内まで入り込みながらマイナスのパスを選択。最後はオヤルサバルがダイレクトで狙ったものの、シュートは枠を外れてしまう。
さらに45分、レアル・ソシエダが敵陣左サイドでフリーキックを獲得。当初は久保もボールサイドに寄っていたが、カルロス・ソレールがキッカーを務めることになる。右足で鋭いボールを蹴り入れると、ニアでクリアを狙ったアレクサンダー・セルロートの頭に当たってゴールイン。しかし、オフサイドポジションにいたB・メンデスの関与が認められたため、得点は取り消しとなった。
そんななか、後半立ち上がりの50分にアトレティコ・マドリードがスコアを動かす。自陣でのフリーキックからショートパスで攻撃を組み立て始め、マルク・プビルが右サイドに展開。ボールを持ったジュリアーノ・シメオネは一気に加速し、独力でライン際を突破していく。ボックス右からクロスを入れると、待ち受けるセルロートが頭でフィニッシュ。古巣戦で得点を挙げ、アウェイチームが先制した。
一方のレアル・ソシエダも、55分に久保が同点弾を演出する。相手のクロスを跳ね返した流れからカウンターに転じ、B・メンデスが右サイドを駆け上がる久保にスルーパス。アトレティコ・マドリードが2人のマーカーで対応を試みると、久保は意表を突くように左足のアウトサイドでクロスを送る。大外でフリーとなっていたゲデスが確実に決め切り、久保のアシストからホームチームが追いついた。
74分にはB・メンデスのラストパスから久保がシュートを放ったが、グラウンダーのボールはGKオブラクがストップ。その後、久保は88分に交代となり、試合は1-1で終了した。次節、レアル・ソシエダは9日にアウェイでヘタフェと対戦。アトレティコ・マドリードはチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、18日にホームでアラベスと対戦する。
【スコア】
レアル・ソシエダ 1-1 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0-1 50分 アレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マドリード)
1-1 55分 ゴンサロ・ゲデス(レアル・ソシエダ)
【動画】久保建英が“絶妙パス”で同点弾をアシスト!