ガクポのAT逆転弾も歓喜は“束の間”…リヴァプール、土壇場の失点でフルアムと手痛いドロー

 プレミアリーグ第20節が4日に行われ、フルアムとリヴァプールが対戦した。

 ここまで19試合を消化したリーグ戦で10勝3分6敗を記録し、勝ち点「33」の4位につけるリヴァプール。就任2年目を迎えたアルネ・スロット監督のもと、連覇を目指して今季開幕を迎えた同クラブだったが、9月下旬からは公式戦4連敗を喫するなど不振に陥ってしまう。それでも現在は復調を果たし、直近は8戦負けなしを継続中。負傷中の遠藤航がメンバー外となるなか、今節は敵地でフルアムと激突する。

 試合は17分にフルアムがスコアを動かす。最終ラインからのビルドアップで前進し、ミドルブロックを構えるリヴァプールを相手に攻撃の糸口を探る。ホルヘ・クエンカが縦パスを差し込むと、最前線から降りてきたラウル・ヒメネスがワンタッチでフリック。ハリー・ウィルソンが裏に抜け出し、冷静に左足でゴールに流し込む。一度はオフサイドと判定されたが、VARの介入により得点が認められ、ホームチームが先制した。

 一方のリヴァプールも32分に決定機を作り出す。右サイドでのコーナーキックはクリアされたものの、こぼれ球を回収して二次攻撃に移行。キッカーを務めたドミニク・ソボスライに再びボールが渡り、右サイドでフロリアン・ヴィルツとパスを交換しながらクロスを蹴り入れる。ゴール前に飛び込んできたコーディ・ガクポが合わせたものの、ダイビングヘッドで狙ったシュートは惜しくもポストに嫌われてしまった。

 53分にはセットプレーでリヴァプールがチャンスを創出する。右サイドでコーナーキックを獲得し、ソボスライが右足でクロスを供給。インスイングのボールはニアでの混戦を抜け、アレクシス・マック・アリスターが頭で合わせる。しかし、シュートはクロスバーに直撃してしまう。

 そんななか、直後の57分にリヴァプールが同点弾を挙げる。自陣からパスを繋ぐフルアムに対し、前線から人数をかけてプレス。右サイドでコナー・ブラッドリーがインターセプトすると、自らドリブルでペナルティエリアに侵入する。複数のマーカーを引きつけながらラストパスを出し、ヴィルツが左足でフィニッシュ。ワンタッチで決め切り、スコアを振り出しに戻した。

 77分にはフルアムのハリー・ウィルソンがシュートを放つが、ボールはクロスバーに直撃。すると後半アディショナルタイム、ジェレミー・フリンポンのクロスからガクポが値千金の逆転弾をマーク。それでもその3分後、今度はフルアムのハリソン・リードが豪快なミドルシュートで劇的な一撃を沈める。結局、そのまま試合は2-2で終了し、互いに痛み分けの結果となった。次節、フルアムは7日にホームでチェルシーと対戦。リヴァプールはその翌日にアウェイでアーセナルと対戦する。

【スコア】
フルアム 2-2 リヴァプール

【得点者】
1-0 17分 ハリー・ウィルソン(フルアム)
1-1 57分 フロリアン・ヴィルツ(リヴァプール)
1-2 90+4分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
2-2 90+7分 ハリソン・リード(フルアム)

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