マンチェスター・シティに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、母国のワールドカップ出場に向け結婚を延期していたようだ。30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIで6勝2敗を記録し、首位ノルウェー代表に次ぐ2位でプレーオフ進出を決めたイタリア代表。直近の2大会はプレーオフの末に予選で姿を消した“アズーリ”だが、3月に予定されている今大会のプレーオフでは1回戦で北アイルランド代表、勝利した場合はウェールズ代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の勝者との対戦が決まっている。
そんななか、ドンナルンマの代理人を務めるエンツォ・ライオラ氏がイタリアのラジオ『ラジオ・スポルティーバ』に出演。“アズーリ”で主将を務めるドンナルンマのワールドカップに対する想いを明かした。
ライオラ氏は、「彼は今夏に結婚する予定だったが、まずはイタリア代表としての国際大会があるため、すべて延期することにした」と告白。その上で、「彼はワールドカップをとても大切に考えている。集中した状態を保ちたいと望み、クラブとイタリア代表にのみ専念している。心からその大会に出場したいと考えている」と決断の理由を説明している。
また、ライオラ氏は今夏にドンナルンマが移籍したマンチェスター・シティについて、「ジージョ(ドンナルンマの愛称)が加入してから、結果の面でも状況は改善した」と主張。同選手の貢献を強調しつつ、「今では再びアーセナルと首位争いをしている。最初の6か月は順調で彼もクラブも満足している。楽しんでいるよ」と語った。