ジェフユナイテッド千葉は30日、ベガルタ仙台からDF石尾陸登が完全移籍で加入することを発表した。
現在24歳の石尾はJFAアカデミー福島、仙台大学を経て、2024シーズンから仙台に加入した。守備力に加えてボールの持ち運びにも定評があり、1年目から出場機会を得ると、2025シーズンはJ2リーグで30試合2得点を記録した。
17年ぶりJ1復帰を果たした千葉に加入する石尾は、クラブ公式サイトを通じてコメント。「歴史あるこのクラブでプレーできることがとても嬉しいです。ジェフユナイテッド市原・千葉の勝利に貢献できるように全力を尽くして頑張ります! よろしくお願いします!」と意気込みを示した。
また、仙台退団に際しては次のようにコメント。心境を赤裸々に明かし、2年間の感謝を綴った。
「このクラブを離れるのはとてもさびしいですし、この決断をするまでにすごく悩みました。しかし、短いサッカー人生の中でJ1でプレーするチャンスをいただけたのでチャレンジすることに決めました。2024年、ベガルタ仙台でプロサッカー選手になるという夢を叶えることができました。楽しみもあった反面、それと同じくらいの不安もありました。しかし、監督やコーチ、チームメートやスタッフのみなさんにサッカー面でもそれ以外の部分でも支えてもらい、毎日楽しく過ごすことができました。ピッチ内でもピッチ外でもたくさんの温かいサポートをいただきました」
「そしてファン・サポーターのみなさん。2024年の開幕戦でプロサッカー選手として初めてピッチに立った時、みなさんの迫力ある応援を聞いて、改めて自分はすごいクラブに加入することができたと今でも鮮明に覚えています。そして今シーズンのアウェー磐田戦で初めて自分のチャントを聞いた時には本当にうれしかったです。みなさんを満足させられるようなプレーができなかったり、けがをして長期離脱していた時もありました。それでも変わらず、応援していただき、いつも自分の力になっていました。まだまだ未熟な自分に大きな愛情をくださったみなさんのことが本当に大好きです」
「大学を卒業してプロのキャリアをスタートさせたのがベガルタ仙台で良かったです。 2年間という短い時間でしたが、ここで過ごした日々は僕のサッカー人生の大切な宝物です。本当にありがとうございました」
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