清水エスパルスは30日、FC町田ゼルビアから韓国代表FWオ・セフンが期限付き移籍加入することを発表した。
オ・セフンにとっては約2年ぶりの清水復帰に。契約期間は2026年2月1日から2026年6月30日までで、同期間内に行われる町田との公式戦には出場することができない。
オ・セフンは1999年1月15日生まれの現在26歳。母国の蔚山現代(蔚山HD)や忠南牙山、尚州尚武、金泉尚武でプレーした後、2022年2月に清水へ完全移籍加入しJリーグでのキャリアをスタートさせた。2年間で公式戦46試合出場4ゴール5アシストという成績を残すと、昨年2月に町田へレンタル加入し、今シーズン開幕前に完全移籍へ移行。町田では公式戦通算72試合に出場し、13ゴール4アシストをマークした。
また、韓国代表では国際Aマッチ通算10試合に出場し2ゴールを記録。FIFAワールドカップ26アジア最終予選やEAFF E-1サッカー選手権2025のメンバーにも名を連ねていた。
清水復帰に際し、オ・セフンは次のように意気込みを示している。
「このたび、清水エスパルスに期限付き移籍することになりました、オセフンです。再びこのような形でチームに戻ることについて、さまざまな受け止め方があると思いますが、自分自身の価値を証明するのは、ピッチ上での結果だけだと考えています。在籍していた当時、十分な貢献ができなかったことは、今も自分の中に残っています。今回、関係者の皆さまの尽力により、再びチャンスをいただけたことに心から感謝しています」
「一度チームを離れた選手を迎え入れることは、決して簡単な決断ではなかったと思います。その期待と想いに応えるためにも、覚悟と責任を持ち、最前線で身体を張り、ストライカーとしてチームの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。スタジアムでお会いしましょう」
また、町田のクラブ公式サイト上では次のように感謝を綴っている。
「FC町田ゼルビアを応援してくださる皆さま、2025年シーズンも温かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。この度、期限付き移籍をすることになりました。まずは、私自身の成長を第一に考え、この決断を尊重し支えてくださったチーム関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。今シーズンは、サッカーの面はもちろんのこと、ピッチ外を含め多くの経験をさせていただき、大きな学びのある一年となりました」
「さらに成長し、皆さまが呼んでくださるウルトラセフンという名前に恥じない、強く逞しい選手になれるよう努めてまいります。FC町田ゼルビアのサポーターの皆さまには、心から感謝しています。本当にありがとうございました」