名古屋グランパスは30日、アルヘンティノス・ジュニオルス(アルゼンチン)へ期限付き移籍しているFW貴田遼河について、期限付き移籍期間の延長を発表した。2026年12月31日までとなる。
貴田は2005年7月15日生まれの現在18歳。東京ヴェルディジュニアとFC多摩ジュニアユースを経て、名古屋グランパスU-18に加入すると、2022年7月に行われた天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会のセレッソ大阪戦で16歳にしてトップチームデビューを飾った。2023シーズンは公式戦通算19試合の出場で3ゴールを記録。名古屋の公式戦最年少得点記録を塗り替え、クラブ史上3人目となるU-18所属中のプロ契約を勝ち獲っていた。
2024年から2シーズン連続でアルヘンティノス・ジュニオルスに期限付き移籍しており、2年目はセカンドチームで31試合6得点を記録。3年目の2026年はトップチームデビューを目標にさらなる飛躍を目指す。
発表に際し、貴田は名古屋のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「お久しぶりです。貴田遼河です!来季もアルヘンティノスでチャレンジすることに決めました。 期限付き移籍3年目という異例の選択を許してくれた名古屋グランパスには心から感謝します。アルゼンチンでのチャレンジは思っていたよりも過酷で素晴らしいものです。もう少しの間、僕のチャレンジを応援してくれると嬉しいです。闘ってきます!」