広島が佐々木翔、川辺駿、越道草太と契約更新! 小原基樹は新潟へのレンタルから復帰

 サンフレッチェ広島は29日、元日本代表DF佐々木翔、日本代表MF川辺駿、MF越道草太と明治安田J1百年構想リーグの契約を更新。また、アルビレックス新潟に期限付き移籍していたMF小原基樹が来季より復帰することも同時に発表した。

 現在36歳の佐々木は、神奈川大学卒業後の2012年にヴァンフォーレ甲府でデビューを飾り、2015年から広島に加入。2年目に負ったひざの前十字じん帯断裂の大ケガを乗り越え、2018年には日本代表に初選出された。2025シーズンもキャプテンとしてチームの堅守を支え、J1リーグの37試合に出場した。

 現在30歳の川辺は広島の育成組織出身。2013年にトップチームデビューを飾り、2015年から2017年にかけてはジュビロ磐田へ武者修行。復帰後は中盤の主力として活躍し、2021年に日本代表初選出を受けた。2021年夏にスイスのグラスホッパーズへ移籍し、その後はベルギーのスタンダール・リエージュでも活躍。2024年夏に3年ぶりとなる広島復帰を果たし、2025シーズンはJ1リーグで37試合3得点を記録した。

 現在21歳の越道も広島の育成組織出身。2023年にトップチームデビューを飾り、これまで公式戦通算82試合に出場している。

 新潟へのレンタルから復帰した小原は愛媛FCでデビュー後、2023シーズンから広島に加入。1年目はそのまま水戸ホーリーホックに期限付き移籍し、J2で40試合6得点を記録した。2024シーズンから広島に復帰したものの出場機会を得られず、2025年夏から新潟に期限付き移籍。新潟ではJ1リーグの9試合に出場した。

 小原は広島への復帰に際して、クラブ公式サイトを通じてコメント。「アルビレックス新潟から復帰しました。新潟へ行ってからも、リーグ戦、カップ戦、ACLと広島の試合を見て、とても刺激になっていました。もう一度このエンブレムを背負い、このチームのために闘い、勝利に貢献したいという気持ちがあります。もう一度チャレンジさせてください。そして期待してください。皆さんに会えるのを楽しみにしています」と意気込みを示した。