アルジェリアがマフレズ弾でGS突破…モザンビークは6度目の参加で史上初勝利/アフリカ杯第2節

 アフリカネイションズカップ(AFCON)のグループステージ第2節が26日から28日にかけて行われた。

 28日にはグループEとグループFの試合が行われた。グループEのアルジェリアは、23分にリヤド・マフレズ(アル・アハリ/サウジアラビア)が決めたPKの1点を守り抜いて2連勝。グループステージ突破を決めた。

 グループFでは、モザンビークがガボンを撃破。2点を先行した後にピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ/フランス)の得点を許したものの、最終的に3-2で打ち合いを制した。モザンビークは通算6度目のAFCON出場だが、17試合目にして大会初勝利を挙げた。同組のコートジボワールvsカメルーンは、アマド・ディアロ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)の得点でコートジボワールが先制したものの、オウンゴールでカメルーンが追いつき、1-1で引き分けた。

 FIFAワールドカップ26で日本代表と同組となったチュニジアは、ナイジェリアと打ち合いの末に2-3で敗れて、グループCで1勝1敗。一方、ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ/トルコ)やアデモラ・ルックマン(アタランタ/インテル)らがゴールを挙げたナイジェリアは、連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 グループAのエジプトもモハメド・サラー(リヴァプール/イングランド)の1点を守り抜いて南アフリカを下し、連勝でグループステージ突破が決定。優勝候補と目されるグループAのモロッコはブライム・ディアス(レアル・マドリード/スペイン)が、グループDのセネガルはサディオ・マネ(アル・ナスル/サウジアラビア)が得点を挙げたものの、それぞれ勝ちきることはできずにドローで連勝を逃した。

 グループステージの順位表は以下の通り。各組の2位以上、および3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。

※()内は勝ち点/得失点差

▼グループA
1位 モロッコ(4/+2)
2位 マリ(2/0)
3位 ザンビア(2/0)
4位 コモロ(0/-2)

▼グループB
1位 エジプト(6/+2)★決勝T進出
2位 南アフリカ(3/0)
3位 アンゴラ(1/-1)
4位 ジンバブエ(1/-1)

▼グループC
1位 ナイジェリア(6/+2)★決勝T進出
2位 チュニジア(3/+1)
3位 タンザニア(1/-1)
4位 ウガンダ(1/-2)

▼グループD
1位 セネガル(4/+3)
2位 コンゴ民主共和国(4/+1)
3位 ベナン(3/0)
4位 ボツワナ(0/-4)

▼グループE
1位 アルジェリア(6/+4)★決勝T進出
2位 ブルキナファソ(3/0)
3位 スーダン(3/-2)
4位 赤道ギニア(0/-2)

▼グループF
1位 コートジボワール(4/+1)
2位 カメルーン(4/+1)
3位 モザンビーク(3/0)
4位 ガボン(0/-2)

●W杯で日本代表と対戦するチュニジア、アフリカ杯2戦目はナイジェリアに敗戦●インテルがセリエA首位で2026年へ! ラウタロ弾でアタランタにウノゼロ●スパーズがグレイの初得点で連敗ストップ、初ベンチ入りの高井は出番なし パレスはリーグ3連敗●田中碧は“前半”から途中出場…カルヴァート・ルーウィンが6戦連発でリーズは5試合負けなしに●欧州5大“以外”のU20選手トップ100 日本人は4名、フランクフルト移籍決定の小杉啓太が14位