日本プロサッカー選手会(JPFA)が主催する『極楽湯 presents 日本プロサッカー選手会アワード2025』が28日に行われた。
JPFA J1ベストイレブンを受賞した小泉佳穂(柏レイソル)は「対戦した選手の皆さんに選んでもらえるのは、すごく光栄です」と語る一方、「優勝していれば柏からもっと多くの選手が選ばれたと思うので、そういった意味では悔しい面もあります」と述べた。
リカルド・ロドリゲス監督体制の柏か、それとも鬼木達監督体制の鹿島アントラーズか。J1リーグ第36節終了時点で優勝は一騎打ちとなった。第36節終了時点での勝ち点差は「1」。プレッシャーがかかる最終盤も両チームは勝利し、結果的に勝ち点差「1」のまま鹿島が9年ぶりの栄冠を勝ち取った。小泉は「勝ち点75は間違いなく優勝ラインではあったと思うので、それを超えてきた鹿島が見事だった」とライバルを称えた。
JPFAのJ1リーグ最優秀選手には、Jリーグアウォーズに続き、鹿島の守護神・早川友基が受賞した。小泉は「本当によく試合とかハイライトを見ていたんですが、早川選手が止めまくっていた」と感嘆。「あのレベルのGKは本当に初めて見ました。シーズンを通して、彼一人で勝ち点をいくつ取ったのか。その印象が強すぎて、本当に鮮明に残っていますね」と称えた。