インテル、1月の移籍市場でスパーズからW獲り? 予算確保なら冬に投資か

 インテルが、1月の移籍市場でトッテナム・ホットスパー(スパーズ)に所属する2選手の獲得に動くかもしれない。27日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じた。

 インテルはスパーズのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオをトップターゲットにしていることが報じられており、来年夏の移籍市場で獲得に動くことが噂されていた。しかし、スイス代表GKヤン・ゾマーが衰えるなか、スペイン人GKヨシプ・マルティネスもクリスティアン・キヴ監督とクラブの信頼を勝ち取ることができておらず、“ネッラズーリ”は1月の新GK獲得を検討しているようだ。

 ピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が首脳陣から予算の承認を得ることができれば、インテルはヴィカーリオ獲得に挑戦することになるという。ヴィカーリオはスパーズとの契約を2028年夏まで残しているが、セリエA復帰を希望している模様。スパーズを交渉のテーブルに着かせるためには、最低でも2500万〜3000万ユーロ(約46億円〜約55億円)の移籍金が必要になりそうだ。

 また、キヴ監督は1月にセンターバックの獲得も希望しており、スパーズのルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンが候補に上がっているようだ。前十時じん帯断裂の大けがから復帰したばかりのドラグシンは、試合勘を取り戻すために出場機会を望んでおり、セリエA復帰が噂されている。23歳のDFにはローマやユヴェントスも関心を示しており、買い取りオプションまたは義務が付いた期限付き移籍でスパーズからの獲得が可能だと見られている。

●ユーヴェが関心を示す7選手とは? 来季CL出場ならトナーリの獲得も…●インシーニェがセリエA復帰か…ラツィオでサッリ監督とタッグ再結成? 期間は6カ月+1年の延長OPとも●セリエAでは未だノーゴール…今夏ミラン加入のFWエンクンク、早くも売却の可能性浮上か●注目株セメニョ、マンC移籍決定が秒読み段階か…本人は“元日加入”を熱望●欧州5大“以外”のU20選手トップ100 日本人は4名、フランクフルト移籍決定の小杉啓太が14位