清水、甲府から33歳GK石川慧を完全移籍で獲得…反町GM「メンタル面に関しても若手の模範となる人材」

 清水エスパルスは26日、ヴァンフォーレ甲府からGK石川慧が完全移籍加入することを発表した。

 石川は1992年9月30日生まれの現在33歳。新潟明訓高校を経て、2011年にベガルタ仙台でプロキャリアをスタートさせた。ソニー仙台FC、ブラウブリッツ秋田への期限付き移籍を経て、2018年には栃木SCへ完全移籍。以降はサガン鳥栖、ガンバ大阪、ヴァンフォーレ甲府を渡り歩いてきた。2025明治安田J2リーグでは2試合のゴールマウスを守っている。

 わずか1年間で甲府に別れを告げることとなり、石川はクラブを通して次のようにコメントを発表している。

「ヴァンフォーレ甲府のファン・サポーターの皆さん、そしてヴァンフォーレ甲府に関わるすべての皆さん、2025シーズンも熱い応援を本当にありがとうございました。このたび、清水エスパルスへ移籍することになりました。チームメイト、スタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんとともに、J1昇格を果たしたいという強い思いで1年間戦ってきましたが、その目標を達成することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「それでも、どんな状況でも変わらず一緒に戦い、支え続けてくださった皆さんには、感謝の気持ちしかありません。ヴァンフォーレ甲府で過ごした時間や新しい出会いは、私にとってかけがえのないものです。本当にありがとうございました」

 また、新天地となる清水を通しては、次のように意気込みを明かした。

「清水エスパルスのファン・サポーターの皆さん、そして清水エスパルスに関わるすべての皆さん、はじめまして。このたび、ヴァンフォーレ甲府より加入することになりました、石川慧です。素晴らしい歴史と伝統のあるこのクラブの一員になれることを、大変光栄に思っています。チームの目標達成に貢献できるよう、全力で取り組んでいきますので、温かいご声援をよろしくお願いします」

 また、清水の反町康治GMも次のように期待のコメントを寄せた。

「エスパルスファミリーの皆様、この度、石川慧選手が来シーズンより加入することが決まりました。経験豊富なGKとして総合力高く、特にシュートストップとクロス対応を武器に、チームの守護神として勝利に大きく貢献してくれることと期待しています。また、メンタル面に関しても若手の模範となる人材であり、1つしかないGKのポジション争いに加わることで、GK陣全体が日々成長していく姿を楽しみにしています。ファン、サポーターの皆様も温かく迎えていただき、熱いご声援をよろしくお願いいたします。石川選手、ようこそ清水エスパルスへ、そして共に闘いましょう!!」

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