マンU指揮官、20歳MFメイヌーへの期待を語る「彼はマンUの未来を担う選手だ」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、イングランド代表MFコビー・メイヌーに対する期待を述べた。25日、イギリスメディア『BBC』が指揮官のコメントを伝えている。

 現在20歳のメイヌーは昨季、公式戦36試合に出場して2ゴール1アシストを記録した。しかし今季はリーグ戦では1度も先発起用されておらず、プレー時間はわずか302分間に留まっているという状況。そのため、この冬の移籍市場で出場機会を求めてローン移籍するとも報じられている。

 アモリム監督は、「代わりの選手を確保できなければ、誰かがこのクラブを去ることは難しいだろう。我々には選手が足りていない。たとえフルメンバーが揃っていても、何かアクシデントが起きたときの備えが整っていない」と、選手層が全体的に手薄であり、冬の移籍市場で補強しない限り選手の放出は難しいと語った。

 そして、アモリム監督はメイヌーについて「コビー・メイヌーは様々なポジションでプレーしてきた。彼はカゼミーロのポジションをこなせるし、3バックのシステムでもプレーできる。直近のアストン・ヴィラ戦のように途中出場することもできる。あの試合でのメイソン・マウントのような役割もこなせるだろう」と出場するチャンスはあることを強調し、「彼はマンチェスター・ユナイテッドの未来を担う選手だ。それが私の考えだ。あとは機会を待つだけだ。サッカーの世界では、たった2日で状況が一変することもある」と、メイヌーに対する期待を口にした。

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