横浜FM、鳥栖の井上太聖を獲得! 今季J2全試合出場の現代型CB「勝利に貢献できるように頑張ります」

 横浜F・マリノスは25日、サガン鳥栖からCB井上太聖を完全移籍で獲得したことを発表した。

 2002年10月1日生まれの井上は現在23歳。この現代型CBは、順天堂大学在学中の2024年に特別指定選手としてサガン鳥栖に登録されており、今シーズンに正式に入団した。大卒1年目のルーキーイヤーとなったなか、J2リーグで全38試合に出場し2得点を記録していた。

 まず井上は、サガン鳥栖を離れるのに際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「リリースにもありました通り、横浜F・マリノスに移籍することになりました。特別指定期間も含め、2年間本当にありがとうございました。大学時代、『このチームに入れば一番成長できる』と思い選んだクラブがサガン鳥栖でした。あの時の選択は間違っていなかったと、今は胸を張って言えます」

「怪我ばかりだった1年目も決して無駄ではなかったですし、今年は全試合に出場することができました。J2優勝、J1昇格という目標は達成できませんでしたが、目標に向かって努力し続けた時間が、自分を大きく成長させてくれたと感じています」

「駅前不動産スタジアムでの試合は、毎週本当に楽しみでした。ゴール裏に挨拶した時のイダレオ、入場時のマイノリティ、そして僕のために作っていただいた個人チャント。どれも本当に嬉しく、最高のサポーターがいるクラブだと感じました。このクラブを離れるのは寂しいですが、サッカー選手としてさらに成長するために、この決断をしました。この2年間で学んだことを糧に、新たな場所で勝負してきます。改めまして、2年間本当にありがとうございました。サガン鳥栖のエンブレムを背負って戦えたことを、本当に幸せに思います」

 また井上は、横浜F・マリノスに加入するのに際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「初めまして。サガン鳥栖から移籍してきました、井上太聖です。横浜F・マリノスという伝統あるクラブでプレーをできること、とてもうれしく思います。自分の特徴を最大限に発揮して、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。日産スタジアムでプレーをできること、本当に楽しみです。横浜F・マリノスに関わるすべての皆さまよろしくお願いします!」

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