B・フェルナンデスは約1カ月の離脱か…マンU指揮官「代わりは不可能」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、負傷離脱となったポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスに言及した。24日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに加入して以来、負傷による欠場は2試合、病気による欠場は1試合のみとなるなど、フル稼働を続けてきた現在31歳のB・フェルナンデスだが、21日に行われたプレミアリーグ第17節のアストン・ヴィラ戦では前半途中に左ハムストリング付近を負傷。前半終了まではプレーを続けたものの、ハーフタイムで交代となっていた。

 アモリム監督はすでにB・フェルナンデスの次戦欠場を明らかにしているものの、欠場期間についての明確な言及は避けており、状態には注目が集まっているが、今回の報道によると、同選手は来年1月17日に行われるプレミアリーグ第22節でのマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”で復帰する見込みになっている模様で、5試合の欠場となることが予想されている。

 それでも、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモとコートジボワール代表FWアマド・ディアロが、アフリカネイションズカップ2025参加のためにチームを離脱しているほか、イングランド代表MFコビー・メイヌーもふくらはぎの負傷で欠場を余儀なくされているなか、B・フェルナンデスも離脱となることはマンチェスター・ユナイテッドにとって大きな痛手となる。

 アモリム監督自身もそれを認めており、「ブルーノの代わりは不可能だ。今朝チームにも同じことを言った。もし、良い点があるとするなら、それを活かさなければならない。多くの選手がステップアップする必要がある」と語りながら、次のように続けた。

「単なる創造性の問題ではない。あらゆるセットプレーで彼はチームを統率する存在だ。彼はフィールド上のあらゆるポジションを理解し、細部にまで気を配ることができる。交代選手がいるときは、常に他の選手にどこにいるべきかを指示を出す人物でもあるからね」

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