ZOZO、J2初昇格のテゲバジャーロ宮崎とオフィシャルサプライヤー契約を締結

 ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは25日、テゲバジャーロ宮崎とオフィシャルサプライヤー契約を締結したことを発表した。

 同社は2007年に宮崎県で創業した株式会社アラタナを2015年に子会社化し(2020年4月に吸収合併)、現在もカスタマーサポート部門などが宮崎オフィスで勤務するなど、宮崎県と深いつながりがあり、2022年より「クラブビジョン推進パートナーシップ契約」を締結し、ユニフォームやグッズのデザインなどを通じて、テゲバジャーロ宮崎の活動を継続的にサポートしていた。

 そんななか、同社拠点の一つである宮崎県をさらに盛り上げたいという想いに加え、テゲバジャーロ宮崎が掲げるクラブスローガン「Respect(リスペクト)」に込められた“目の前に起こるすべてのことに対し、真摯に向かい合い、取り組む”という姿勢に共感し、オフィシャルサプライヤー契約を締結することになったという。

 これに伴い、テゲバジャーロ宮崎のトップチームの選手・コーチ・スタッフは、クラブ活動全般において同社が提供するウェア(ユニフォーム、練習着、移動着)を着用することになった。

 なお、テゲバジャーロ宮崎は2025明治安田J3リーグを19勝10分け9敗、勝ち点「67」の4位で終え、明治安田J2昇格プレーオフ2025に進出すると、決勝でFC大阪に4-0で勝利を収めたことで、2021年のJリーグ参入から5年目にして、クラブ史上初のJ2リーグ昇格を決めている。

■ユニフォームのデザインコンセプト
「宮崎には、数多くの神話が語り継がれています。今回のユニフォームは、その神話の世界からインスピレーションを得て、神事に用いられる『紙垂(しで)』をモチーフにデザインしました。『前に向かって突き進み、実りをもたらす』という意味を持つ紙垂のデザインには、神聖なピッチで勝利を目指して突き進むクラブの姿と、宮崎とともに発展・繁栄していくようにという願いを込めました」

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