世界で飛んでいる多くの航空機をほぼリアルタイムで追えるサイト「フライトレーダー24」上で、クリスマスの時期に出現した「サンタの機影」。これが、日本上空を通過しました。どういった航路を辿ったのでしょうか。
時速約3500ノット
世界で飛んでいる多くの航空機をほぼリアルタイムで追えるサイト「フライトレーダー24」上で、クリスマスの時期に出現した「サンタの機影」。この機影が、2025年12月24日夕刻、日本上空を通過しました。どういった航路を辿ったのでしょうか。
「サンタの機影」は、SANTA1便として出現。通常同サイトでは、飛行機のシルエットを模したアイコンが地図上に表示されるのが一般的ななか、SANTA1便では、「そりに乗るサンタとそれを引く3頭のトナカイ」のアイコンが表示されます。ちなみに詳細を見ると、機体写真が貼られるウインドウには、トナカイとサンタのそりのイラストが表示。飛行機のナンバープレートに相当する機体番号は「HOHOHO」、型式は「Sleigh(ソリ)」で、機体年齢は1755年となっています。
SANTA1便は17時50分ごろ時速約3500ノット(約6500km/h)で茨城県神栖市上空に上陸したのち、上陸後は約1200ノット(約2222km/h)へ減速し西へ。日本上空の旅客機をゴボウ抜きしながら、埼玉、南アルプス、琵琶湖上空、広島などを経て、18時30分前に長崎上空より国外へ抜けています。
なお、もちろん、これは本物のフライトではなく、同サイトを運営する側の遊び心あふれる恒例行事です。