「VELAGO生駒」が「IKOMA FC 奈良」にチーム名変更! 元日本代表FW播戸竜二氏が社長就任、初代監督には高木和道氏

 アストエンジ関西サッカーリーグ1部に所属する「VELAGO生駒」は24日に記者会見を実施。2026シーズンからの事業継承、チーム名変更とともに、新社長と新監督の就任を発表した。

 「VELAGO生駒」は、奈良県生駒市をホームタウンとするクラブチーム。2022年に「BANDITO生駒」として創設された。2024年にはかつてガンバ大阪でもプレーしたフェルナンジーニョが選手兼スポーツダイレクターに就任。2025年1月には運営会社の名称を「株式会社BANDITO生駒」から「株式会社VELAGO生駒」へと変更し、チーム名も「VELAGO生駒」に変更。関西リーグ1部に所属するレイジェンド滋賀FCからトップチーム部門の移管を受けたこともあり、関西リーグを戦うこととなった。

 なお、2025シーズンはファジアーノ岡山などでプレーした後藤圭太監督が選手兼監督として率いた中、アストエンジ関西サッカーリーグ1部では8チーム中6位に終わっていた。

 今回、株式会社SCOグループが新たなオーナーとなり、クラブ運営会社として「株式会社IKOMA FC 奈良」が誕生。クラブ名も「IKOMA FC 奈良」に変更され、運営会社の代表取締役社長には元日本代表FWの播戸竜二氏が就任した。播戸氏はG大阪やヴィッセル神戸、セレッソ大阪など複数のJリーグクラブでプレー。日本代表としても7試合に出場し2得点を記録するなど活躍。2019年に現役を引退すると、Jリーグ特任理事やWEリーグの理事を務めた他、サッカー解説などでも活躍していた。

 また、2026シーズンより活動する「IKOMA FC 奈良」の初代監督には日本代表DFとしてもプレーした高木和道氏が就任。現在45歳の高木氏は、清水エスパルス、神戸、G大阪、大分トリニータ、FC岐阜、ジュビロ磐田とJリーグクラブでプレーした他、タイのエアフォース・セントラルFC(現:ウタイターニーFC)でもプレー。2018年に現役を引退すると、古巣のG大阪でユース、ジュニアユース、トップチームでコーチを歴任していた。