清水エスパルスは24日、浦項スティーラース(韓国1部)から韓国代表DFパク・スンウクが完全移籍で加入することを発表した。なお、入国手続きの上、来日後メディカルチェックを経て、正式契約になるという。
1997年5月7日生まれで現在28歳のパク・スンウクは、2021年7月に釜山交通公社FCから浦項スティーラースに加入。その後、金泉尚武FCへの期限付き移籍も経験し、2025シーズンはリーグ戦34試合出場で1ゴールを記録していた。また、2024年6月には韓国代表デビューも果たしており、通算5試合に出場している。
加入が決定したパク・スンウクは清水のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「こんにちは。清水エスパルスの選手となりました、パク・スンウクです。IAIスタジアム日本平でファンの皆さまにお会いできることを、とても楽しみにしています。清水エスパルスは、サッカー選手として新たな挑戦をする海外での初めてのクラブです。私は『初めて』という言葉が好きです。新しく、ワクワクし、挑戦する気持ちを与えてくれる言葉だからです。サッカーを始めた当時の初心を忘れず、ピッチの上で皆さまに自分のプレーをお見せしたいと思います。最後に、この新たなスタートの機会を与えてくださった清水エスパルスのクラブ関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。ご期待に応えられる選手になれるよう、全力を尽くします。清水エスパルスの新しい一員となった私、パク・スンウクへの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。近いうちにお会いしましょう。ありがとうございます」
また、清水の反町康治GM(ゼネラルマネージャー)も以下のようにコメントをしている。
「エスパルスファミリーの皆様、このたび、浦項スティーラース(韓国)のパク・スンウク選手が、来季より加入することが決定しました。センターバック、サイドバックをこなすマルチロールなプレースタイルは、チームの守備をより堅実で堅固なものに出来ると期待しています。時速35キロを出せるスピードで相手攻撃の芽を摘み、広大なスペースをカバーする守備力と優先順位を間違えない安定した攻撃力は、チームの勝利に大きく貢献出来ると考えています。初めての海外挑戦で不安等あると思いますが、1日でも早く日本のサッカー、文化に慣れるようサポートしていきます。ファン、サポーターの皆様も温かく迎えていただき、熱いご声援をよろしくお願いいたします。パク選手、ようこそ清水エスパルスへ、そして共に闘いましょう!!」