リヴァプール指揮官、手術実施のイサクの離脱期間を説明「数カ月はかかる」 遠藤航も引き続き欠場へ

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクら負傷中の選手の状態について言及した。23日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が同指揮官のコメントを伝えている。

 公式戦2連勝中のリヴァプールは20日、プレミアリーグ第17節でトッテナム・ホットスパーと対戦。前半に相手チームが退場者を出したこともあり、敵地で2-1と勝利を収め、プレミアリーグ5位に浮上した。

 しかし、この試合で今夏プレミアリーグ史上最高額の1億2500万ポンド(約264億円)で加入したイサクが左足を負傷。チームの2点目を決めた際に、ブロックを試みたDFミッキー・ファン・デ・フェンに足を巻き込まれる形となり、途中交代を余儀なくされた。
 
 クラブは22日、同選手が足首の手術を実施したことを報告。そして翌日の記者会見でスロット監督は、イサクの状態について「長いケガになりそうだ。(復帰まで)数カ月はかかるだろう。彼にとっても我々にとっても本当に残念なことだ」とコメント。指揮官はイサクの離脱期間に触れ、春先の復帰を予想した。

 また同試合で前半のみでベンチに退いた北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーに関しては「50-50の状態だ。今日と明日の練習には参加しない。金曜日の練習に参加できるか見極めるつもりだ」と、27日に行われるプレミアリーグ第18節ウルヴァーハンプトン戦への出場は不透明な状況。「ジョー(ゴメス)は出場できないし、ワタ(遠藤航)も不在だ。コーディ(ガクポ)はコナーと少し似ている状況」と語り、負傷離脱している選手の状態を明かしている。

 なお、後半アディショナルタイムに退いたドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツについては、「フロリアンは大丈夫だ。足をつっただけで、理想を言えばもっと休ませたかったが、彼は大丈夫だ」と話した。

【動画】リヴァプールが敵地でトッテナム・ホットスパーに勝利

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