J1昇格の水戸、仙台からDF真瀬拓海を完全移籍で獲得「水戸旋風をJ1でも起こしましょう!」

 水戸ホーリーホックは23日、ベガルタ仙台からDF真瀬拓海が完全移籍加入することを発表した。

 真瀬は1998年5月3日生まれの現在27歳で右サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。阪南大学在学中の2020年に特別指定選手として仙台に登録され、翌年に正式入団を果たした。同クラブでは公式戦通算181試合に出場し7ゴール18アシストをマーク。2025明治安田J2リーグでは全38試合に出場した。

 移籍決定に際し、真瀬は新天地となる水戸のクラブ公式サイトを通じて「この度、ベガルタ仙台から加入することになりました。真瀬拓海です。水戸ホーリーホックの新たな歴史の一員になれることを大変嬉しく思っています。水戸旋風をJ1でも起こしましょう! その力になれるように全力を出して戦います! よろしくお願いします!」とコメント。また、退団する仙台に向けては次のように感謝を綴っている。

「このたび、水戸ホーリーホックに移籍することになりました。特別指定選手時代を含めて、6年間で本当にいろいろな経験ができました。自分が加入した年に降格させてしまい、このチームはJ2にいていいチームじゃないと思いながらJ1昇格を目指して全力を尽くした4年間でした。自分の力不足でその目標を達成できなかったことがとても悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。満員のユアスタでのプレーは、熱量の高さに何度も身震いし、大きな力になっていました」

「このとてつもない力を持っているサポーターのみなさんと離れるのはとてもさみしいですが、今回再びJ1でプレーするチャンスをいただけたのでチャレンジすることを選びました。25番という偉大な背番号を付けてプレーしていたにも関わらず、散々な結果でガッカリさせてしまったと思います。ただ、真瀬に25番を付けさせて良かったと思ってもらえるように、ここからまた自分の価値を高め続けます。本当にベガルタ仙台でキャリアをスタートできてよかったです。6年間本当にありがとうございました!」

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