イサク負傷のリヴァプールがセメニョへの関心強める?…1月にマンC&マンUと争奪戦か

 ボーンマスに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョは1月に新天地を求める可能性が高いようだ。21日、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在25歳のセメニョは2017-18シーズンにブリストル・シティでプロデビューを飾り、ニューポートやサンダーランドへのレンタルを経て2023年1月にボーンマスへ完全移籍で加入した。左右のウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算106試合に出場し30ゴール13アシストをマーク。今シーズンも17試合で8ゴール3アシストを挙げるなど、プレミアリーグ屈指のアタッカーとしての地位を確立している。

 昨今の活躍から複数のメガクラブが関心を寄せ、今冬のステップアップが噂されているセメニョ。移籍市場に精通するロマーノ氏によると、ボーンマスとの契約には6500万ユーロ(約120億円)の解除条項が付随しており、その期限は1月10日に設定されているとのこと。去就に関する決断は選手に委ねられているが、現時点では他クラブへ移籍する可能性が高く、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが獲得に向けた動きを活発化させているという。

 また、今夏に大型補強を敢行したリヴァプールもセメニョの動向を注視している模様。イギリス紙『テレグラフ』が報じたところによると、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに長期離脱の可能性が浮上したことから、リヴァプールはセメニョへの関心を強めており、契約解除条項発動が現実的な選択肢となっているようだ。イサクは20日に行われたプレミアリーグ第17節トッテナム・ホットスパー戦で負傷交代し、左足を骨折した可能性が高いと報じられている。

 一方、トッテナム・ホットスパーは現時点ではセメニョ獲得へ動いていないとロマーノ氏は指摘している。

●イサク、左足の骨折で長期離脱か…復調目指すリヴァプール&W杯出場狙うスウェーデン代表に暗雲●111年ぶりの公式戦10連勝!…勢い止まらぬアストン・ヴィラ、今季は“ビッグ6”のうち4クラブ撃破●ケインがブンデス史上最速で100得点に直接関与!…2025年はクラブと代表あわせて60ゴール●マンUの主将B・フェルナンデスが負傷交代…アモリム監督「数試合は欠場するだろう」●公式戦7連勝と絶好調も…グアルディオラ監督は改善を要求「現状では優勝候補のレベルではない」