マンUの主将B・フェルナンデスが負傷交代…アモリム監督「数試合は欠場するだろう」

 マンチェスター・ユナイテッドは21日、プレミアリーグ第17節でアストン・ヴィラに1-2で敗れた。試合後、マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、負傷交代したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの状態について語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が同日、同監督のコメントを伝えている。

 公式戦9連勝中と絶好調のアストン・ヴィラの本拠地『ヴィラ・パーク』に乗り込んだゲームは、前半終盤の45分、イングランド代表FWモーガン・ロジャーズにカットインから狙い澄ました一撃を叩き込まれ、マンチェスター・ユナイテッドは先手を取られる展開。前半アディショナルタイムには敵陣でのボール奪取からブラジル代表FWマテウス・クーニャが同点ゴールを奪い、タイスコアで後半へ折り返したものの、後半に入ると57分、再びロジャーズにゴールを決められ、マンチェスター・ユナイテッドは1-2で敗れた。

 マンチェスター・ユナイテッドとしては5試合ぶりの黒星を喫する形となったが、苦しい材料は試合結果だけではない。同試合の40分、B・フェルナンデスが左ハムストリングのあたりを抑えて一時的に試合が中断。ピッチに戻ってプレーを続けたものの、やはり状態は思わしくなく、ハーフタイムにはアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスとの交代でベンチに下がっていた。

 試合後、アモリム監督はB・フェルナンデスの状態に言及。「おそらく、軟部組織関連の損傷だと思う」と明かすと、「彼はかなり回復力があるタイプの選手だが、おそらく数試合は欠場するだろう」と、キャプテンの離脱を示唆。「現時点では確かなことはわからない。様子を見ようと思う」と続け、精密検査の結果を経て、状態を確認すると伝えた。

 マンチェスター・ユナイテッドの腕章を託されているB・フェルナンデスは、今季ここまで行われたプレミアリーグ全17試合に先発出場し、5ゴール7アシストを記録。“復権”を目指すチームの中心選手に君臨していたが、今後はしばらくの間、チームを離れることになるかもしれない。

【ハイライト動画】マンUも好調ヴィラを止めることはできなかった

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