アーセナル、“5度目の正直”なるか…クリスマスに首位のシーズンはいずれも優勝逃す

 アーセナルが、首位でクリスマスを迎えることになった。

 プレミアリーグ第17節が20日に行われ、アーセナルは敵地でエヴァートンと対戦。ヴィクトル・ギェケレシュが27分に決めたPKの1点を守り抜き、マンチェスター・シティと勝ち点差「2」の首位に立っている。

 アーセナルがプレミアリーグの首位でクリスマスを迎えるのは、2002-03シーズン、07-08シーズン、22-23シーズン、23-24シーズンに続き、史上5度目となる。しかし、過去4回はいずれも最終的に優勝を逃した。22シーズンぶりのタイトル奪還へ順調な今季こそ、“5度目の正直”が求められる。

 アーセン・ヴェンゲル元監督時代の02-03シーズンと07-08シーズンはマンチェスター・ユナイテッドの逆転を許して2位と3位フィニッシュ。ミケル・アルテタ体制の22-23シーズンと23-24シーズンは、いずれも最終的にマンチェスター・シティに次ぐ2位でシーズンを終えることになった。

 なお、プレミアリーグ発足後の過去33シーズンを振り返ると、クリスマスの首位が優勝したのは17回、優勝を逃したのは16回。見事に半々の成績だ。

 アーセナルはこのまま長いシーズンを駆け抜けることができるのだろうか。次節は27日に行われ、ホームでブライトンと対戦する。

【ハイライト動画】エヴァートンvsアーセナル
 

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