ヘディング弾の久保建英、現地メディアから絶賛「今季最高の試合」

 レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英のパフォーマンスには高い評価が与えられている。

 ラ・リーガ第17節が20日に行われ、レアル・ソシエダはレバンテと対戦。45+1分にディフレクションがありながら、ゴンサロ・ゲデスのクロスを久保が頭で合わせて先制点を挙げたが、90+4分にPKから同点弾を許し、1-1のドローに終わった。

 勝利は逃したものの、8月16日に行われた開幕戦のバレンシア戦以来、今季2得点目となるゴールを決めた久保は90+1分までプレーしてチームに大きく貢献を果たした。

 試合後、選手採点を発表したスペイン紙『エル・デスマルケ』は久保にチーム最高タイとなる「8」点をつけ、「ハードルはそれほど高く設定されていなかったけど、彼にとって今季最高の試合だったと言えるだろう。斜めのランニング、ロングシュート、スルーパスを披露し、ヘディングで先制点を挙げて、ファンに謝罪もした。交代する前の試合終盤に2点目を狙ったシュートは(マシュー・)ライアンに防がれてしまった」と賛辞が送られている。

 また、この試合の選手総評を発表したスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は久保を「名誉が回復した」と評し、「日本人ウィンガーは今季ここまでで最高のプレーを見せた。ゴール前まで積極的にプレーし、ゴールを決めたことでさらに自信を深めていた。ヘディングシュートを決めたことで、膠着状態となっていた試合の流れを変えた。ファンには謝罪もした」と綴られている。

【ハイライト動画】久保建英が今季2得点目をマーク!

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