ブンデスリーガ第15節が19日に行われ、日本代表FW町野修斗が所属するボルシアMGはドルトムントに敵地で敗れた。
ボルシアMGは開始10分にユリアン・ブラントの先制点を許すと、町野は80分から投入された。しかし、ボルシアMGが攻めあぐねるなかでチャンスはめぐらず、町野はシュート0本に終わった。
そして後半アディショナルタイム7分、マクシミリアン・バイアーのダメ押し追加点を許し、ボルシアMGは0-2で敗戦。ドルトムントは2試合ぶりの白星で暫定2位に浮上し、ボルシアMGは連敗を喫した。
試合後、ボルシアMGのMFフィリップ・ザンダーは、「良い時間帯もあり、大きな可能性もあった。しかし相手ペナルティエリア内で、決定的な一撃を欠いていた。シュート数が足りず、決定的なチャンスも十分に作れなかった。その点は正直に認めなければならない」と敗戦の弁。
オイゲン・ポランスキ監督も「この結果は完全に正当とは言えない。試合が進むにつれて着実に改善し、最終的には引き分けに値する内容だった。残念ながら、15分以降に見せたプレーに見合う結果を得られなかった。結局のところ、相手ペナルティエリア内での決定力が足りなかった。攻撃時のプレーに創造性を欠く場面があり、何度かボールをゴールまで運ぼうとしたが、ブンデスリーガではそんな戦術は滅多に通じない。もっと直接的で、もっと鋭いプレーを見たかった」と攻撃の課題を認めた。
年内はこれが最終戦となり、次節は年明けに開催される。ドルトムントは1月9日に敵地でMF堂安律ら擁するフランクフルトと対戦へ。ボルシアMGは1月11日にホームでアウクスブルクと対戦する。
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