メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは18日、日本人GK高丘陽平と2027年6月までの契約を結んだと発表した。
現在29歳の高丘陽平は、2023年2月の横浜F・マリノスからバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍。アメリカの地では加入1年目からチームの正守護神として活躍し、公式戦通算129試合に出場しているほか、今年6月には日本人選手として初めてとなるMLSオールスターにも選ばれ、2025年シーズンのMLS最優秀ゴールキーパーの候補にも選出されていた。
バンクーバー・ホワイトキャップスは12月9日、来季に向けたロースター枠の26名を発表。高丘はこのリストから外れていた。そして18日、クラブから「今年末に契約が満了となる高丘とも協議を継続している」と伝えられていたなか、高丘と2027年6月までの期間で再び契約を結んだと発表した。
高丘は、再契約に際してクラブ公式サイト上で「ホワイトキャップスとの契約を延長できて、とても嬉しいです。加入した初日から、クラブの皆さんからの愛情やサポートを感じてきました。またプレーできるのが待ちきれません。『BCプレイス(バンクーバー・ホワイトキャップスの本拠地)』でまたサポーターの皆さんに会うことができるのを楽しみにしています。来年は全てのトロフィーを勝ち取りましょう」と、再契約の喜びを語った。
また、クラブのスポーツダイレクターであるアクセル・シュスター氏も、「陽平と新たに契約を結ぶことができて嬉しく思う。2023年に加入して以来、陽平はクラブにとって重要な存在となり、ゴールキーパーとしてリーグを代表する選手として評価される理由を常に示し続けた。ピッチ上での活躍、そして素晴らしい人間性を兼ね備えた完璧なプロフェッショナルであり、彼を心から歓迎したい」と、再契約に際して高丘を称賛するコメントを公式サイト上に残した。
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