バルサがクンデの“バックアッパー”確保へ?…ドルトムントのノルウェー代表DFに関心か

 バルセロナがドルトムントに所属するノルウェー代表DFユリアン・リエルソンに関心を寄せているようだ。16日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 報道によると、バルセロナは右サイドバック(SB)の絶対的主力であるフランス代表DFジュール・クンデのバックアッパーを探しているとのこと。比較的安価での獲得が見込める選手複数人がリストアップされており、リエルソンも名を連ねているようだ。

 現在28歳のリエルソンは母国のバイキングFKの下部組織出身で、2015年夏にトップチームへ昇格した。2018年夏にウニオン・ベルリンへ活躍の場を移し、ブンデスリーガ昇格やヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献すると、2023年1月にはドルトムントへステップアップ。ここまで公式戦通算121試合出場7ゴール11アシストという成績を残しており、28年ぶりのFIFAワールドカップ出場権を獲得したノルウェー代表でも主力としてプレーしている。

 ユーティリティー性も高く、ニコ・コヴァチ監督のもとでは本職とする右SBや右ウイングバック(WB)のほか、左サイドや3バックの一角でもプレーしているリエルソン。昨年10月に契約期間を2028年6月末まで延長したばかりだが、ドルトムントは相応のオファーが提示された場合には売却に踏み切る可能性があるとも報じられている。

 なお、バルセロナはすでに代理人との初期交渉を開始しているという。

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