JR東日本は、武蔵浦和駅周辺の再開発事業の進捗に合わせ、同駅に北口改札の新設を検討します。
再開発事業の進捗に合わせて検討
埼京線と武蔵野線が交わる武蔵浦和駅で、新たな改札口の整備に向けた動きが始動します。さいたま市は今月、JR東日本が同駅周辺の市街地再開発事業の進捗にあわせ、北口改札を設ける検討に着手する意向を示したことを明らかにしました。
武蔵浦和駅の改札口は現在、埼京線ホームの下だけにあり、武蔵野線ホームからは距離があります。新たな改札口の設置が検討されているのは、埼京線と武蔵野線のホームを結ぶ連絡通路付近です。この通路は朝夕ラッシュ時には多くの利用者で混雑します。
2025年11月、連絡通路に面したエリアが第8-2街区の市街地再開発事業の検討区域に含まれ、今後は鉄道高架下を含めた一体的な賑わい空間の創出を目指す方針が示されました。
今月3日に開かれた市議会12月定例会において、武蔵浦和駅周辺におけるまちづくりの進捗に関する質問に答弁した佐藤久弥 都市局長は「JR東日本からは再開発事業の進捗に合わせて、北口改札の設置に向けて検討を行っていく予定と聞いている」と述べ、JR東日本が今後、新たな改札の整備を検討する意向を示したことを明らかにしました。