アーセナルにまたも負傷者…ベン・ホワイトがハムストリングを痛めて4〜6週間の離脱へ

 アーセナルに所属するイングランド人DFベン・ホワイトはしばらく戦列を離れることとなりそうだ。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現地時間13日に行われたプレミアリーグ第16節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦に右サイドバック(SB)として先発出場したホワイトだが、ハムストリングを痛めて30分に負傷交代。報道によると、アーセナルは負傷程度の最終的な確認を待っているが、現時点で4週間から6週間の離脱が見込まれているという。

 2021年夏のアーセナル加入以降、長期離脱がなかったホワイトだが、昨年末にひざの問題を解決するべく手術を決断した。今シーズン序盤はオランダ代表DFユリエン・ティンバーが好パフォーマンスを披露していることもあり出場機会が限られていたが、フランス代表DFウィリアン・サリバとU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラの負傷離脱に伴い、直近は4試合連続で先発出場。徐々にトップフォームを取り戻しつつあったが、無念の戦線離脱となってしまった。

 アルテタ監督はウルブス戦後、ホワイトの負傷に関して「彼は以前ひざの問題を抱えていたため、出場時間があまり多くなかった。その後、調子が戻り始めた途端に他の選択肢がなくなり、多くの時間をプレーしなければならなかった」と言及している。

 なお、サリバはウルブス戦で実戦復帰を果たしたものの、ガブリエウとモスケラは依然として離脱中。ホワイトも負傷したことで、盤石だったはずの最終ラインは手薄な状態が続いている。年内に残されているのは4試合。アーセナルはこの難局をどう乗り切るか。

【ハイライト動画】アーセナルがウルブスに劇的勝利!

●アーセナル、サカとジェズスが後半ATにオウンゴールを誘い辛勝!…首位をキープ ウルブスは泥沼のリーグ戦9連敗●オウンゴール2発で辛勝のアーセナル…指揮官は終盤の戦い方に不満「到底求められるものではなかった」●冨安健洋のアヤックス入り、著名記者も“あの文言”とともに合意報道! オランダの強豪で“リスタート”へ●“伝統の一戦”で勝利に貢献の板倉滉が週間ベストイレブン入り!…アシスト記録の佐野航大も選出●鎌田大地が負傷離脱か…C・パレス指揮官が説明「数週間ほど欠場する見込み」「ハムストリングのケガ」