“3度のリード”を守れず4-4ドローも…マンU指揮官は手応え「結果は同じでも内容は全く違う」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督がボーンマス戦を振り返った。15日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第16節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでボーンマスと対戦。試合はマンチェスター・ユナイテッドが2-1で前半を折り返したものの、後半立ち上がりに2失点を被弾してしまう。逆転を許した“赤い悪魔”だったが、77分にブルーノ・フェルナンデスの得点で追いつくと、2分後にはマテウス・クーニャが勝ち越しゴールをマーク。しかし、84分に再び失点を喫し、3度にわたって勝ち越しながら4-4でタイムアップを迎えた。

 試合後のインタビューに応じたアモリム監督は、「面白い試合だった。前半の入りは本当に良かった。とても良い前半だったし、結果はまったく違うものになっていてもおかしくなかった」とコメント。「集中力を失ったところで相手に2点を許してしまったが、そこから流れを取り戻すことができた。再び2点を奪い、あとは試合を終わらせなければならなかった。もう一度前に出るのではなく、落ち着いて試合をクローズすることを考える必要がある」とゲーム内容を総括している。

 また、試合途中でシステムを4バックに変更した点に対しては、「4バック、3バック、5バックという形の問題ではない。勝てない理由は細部にある」と主張。「その細部を詰めていき、試合の流れを理解しなければならない。今日はとても良い相手に対して多くのチャンスを作れたのだから、もっと決定力を高める必要がある」と課題を口にした。

 一方、マンチェスター・ユナイテッドは今回のドローでリーグ戦4試合に無敗に。指揮官は、「今日のパフォーマンスは直近のホーム2試合とはまったく違った。そこは我々が重視している点でもある」と指摘。「結果は同じでも内容は全く違う」と述べつつ、「ある意味ではフラストレーションもあるが、パフォーマンスは確実に違った」と手応えを明かしている。

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