吉沢亮「国宝」葛藤の“1年半稽古期間”「やればやるほど不可能だなと気づく毎日」【第50回報知映画賞】

【モデルプレス=2025/12/15】俳優の吉沢亮が「第50回報知映画賞」主演男優賞を受賞し、15日に都内で行われた授賞式に登壇した。 【写真】吉沢亮の白塗り振袖姿 ◆吉沢亮、1年半の稽古期間回顧 映画「国宝」での演技が評価され受賞した吉沢は、「今回は歌舞伎座テーマということで、この作品に入る前は何度か歌舞伎を見たことがあるくらいで、どれぐらい大変なのかっていうのが何もわからない状態で」と思い返した。 さらに1年半の稽古期間があったことを明かし「1つの役に1年半かけて、すごく贅沢な時間だなと思った」とした上で「実際の歌舞伎はやはり何百年も続く日本の伝統文化であり、役者さんたちはその頃から舞台に立って何十年と向き合いながら積み上げていくものを、たった1年半で習得するっていうのは、やればやるほど不可能だなと気づく毎日でした」と話した。続けて「それでもやるしかないという意地のようなものだけで取り込んだ作品でした」とコメントした。 なお「国宝」は作品賞、BS10プレミアム賞、李相日監督が監督賞を受賞し、「国宝」関連が4冠を達成した。 ◆第50回報知映画賞 同賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞、第50回(2025年度)からはBS10プレミアム賞も加わり、年によって特別賞が選定される。 この日は吉沢の他に、主演女優賞を受賞した北川景子、助演男優賞を受賞した佐藤二朗、助演女優賞を受賞した森田望智らが出席した。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】

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