不遇のMFメイヌーは1月に退団か…マンU指揮官「私のところに来たら話をする」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、来年1月の移籍市場でのイングランド代表MFコビー・メイヌーの移籍の可能性に言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在20歳のメイヌーは2023年1月にトップチームデビューを飾り、2024年3月にはイングランド代表初出場も果たすなど、マンチェスター・ユナイテッドの将来を担う逸材として期待された。しかし、昨年11月からチームを率いるアモリム監督の下では出場機会が限られており、今季はプレミアリーグで先発出場はなく、10試合の途中出場にとどまっており、フル出場はカラバオカップ(リーグ杯)の1試合だけとなっている。

 メイヌーがこのような扱いを受けていることにマンチェスター・ユナイテッドのOBであるポール・スコールズ氏やリオ・ファーディナンド氏、ニッキー・バット氏らは不満を示しており、チャンスを待ってキャリアを無駄にするよりも同クラブを去るべきだと助言していることも明らかになっている。

 また、来夏に行われるFIFAワールドカップ26のメンバー入りに向けてトーマス・トゥヘル監督へのアピールが必要となっているメイヌー自身も、来年1月のレンタル移籍を強く望んでいるとも噂されており、去就には注目が集まっている。

 そんななか、メイヌーからレンタル移籍を希望された場合にそれを承認するのかと聞かれたアモリム監督は「もし、コビーが私のところにやって来て話をしたいのなら、私は話をするよ」と語りながら、容認する考えであることを示唆した。

「コビーに何を言うかをここで言うつもりはないけど、もしコビーが私のところに来てその件について話してくれるなら、本当に嬉しいことだ。私はただ選手たちには幸せでいてほしいし、一人ひとりが目標を持っていることを理解してほしいだけだ。フラストレーションは誰の役にも立たない」

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