J3・JFL入れ替え戦の第2戦が14日に行われ、アスルクラロ沼津とレイラック滋賀が対戦した。
滋賀のホームで行われた第1戦は、JFLを2位で終えた滋賀が3-2で勝利。Jリーグ残留へ追い込まれた沼津はホームで2点差勝利が必要となった。
試合の均衡が破れたのは22分、滋賀が先制に成功する。右サイドからのクロスに秋山駿が合わせて押し込んだ。
しかし、その2分後に沼津が追いつく。左サイドから細かくパスを繋いでペナルティエリア内に侵入し、最後は白輪地敬大がゴールへねじ込んだ。
1-1で折り返すと、沼津は元日本代表の川又堅碁や齋藤学らを投入して追い上げを図る。しかし83分、プレー中に熱くなってしまった柳町魁耀が一発レッドカードで退場。最低でも1点が必要ななか、後半アディショナルタイムにはGKジローン・ゲギムも退場して、沼津は9人になってしまう。
数的有利を得た滋賀が逃げ切りに成功し、滋賀県史上初のJリーグクラブが誕生。Jリーグ会員資格を喪失した沼津は2016年以来、10年ぶりにJFLで戦うことになった。
【スコア】
アスルクラロ沼津 1-1(2戦合計スコア:3-4) レイラック滋賀
【得点者】
0-1 22分 秋山駿(滋賀)
1-1 24分 白輪地敬大(沼津)
【動画】レイラック滋賀が入れ替え戦を制す!